まことさんから質問があったのでちょっと調べてみました。
結果、セラミックベアリングの回転抵抗ついては具体的な値が記載されている
文献が無かったので自身で組んで検証してみるしかないですね。
自分の意見としてはＬＢタイプのベアリングを組んで一度差を確認して
効果があればセラミックに手を出してみようかなと。
何せコストはベアリング屋さんから仕入れても４〜５倍なので。
（6901LU⇒400円 6901ｾﾗﾐｯｸ⇒1700円以上）
①世によくあるセラミックベアリングについて
ざっくり利点は下記２点と考えました。
・常温時においても、軸受鋼に対し硬度が高い（玉の変形が少）
・温度変化に対し膨張量が少ない
②上記関係なく、シールと抵抗値について記載されているデータがありました
ベアリングの中でもシール式接触タイプ（上記ＬＬＵ）と非接触（ＬＬＢ、ＺＺ）は上記のとおり大きく摩擦抵抗値が変わります。
③シールの種類
ちなみに良くセラミックベアリングとして売られているもののシールは
青か黒ですね、耐水性等を犠牲にしているのか？？？などと考え
回転抵抗削減の効果が材質違いによるものか？シール違いによるものか？
解らなくなってきます。
オートバイでは純正のＬＵタイプからＺＺタイプに交換し１年ほど（雨は無）
使って回転抵抗少ないままだった経験もありますし、ＬＵタイプでもダストシールを
外しただけで雨の走行後、壊れてしまった例もあります。
自転車レース用機材って考えればマメにチェック等する事で非接触タイプでも
充分実用可能かと自分は思います。実際、片面シールだからシャフトを伝って
雨は内側に入っているしね。
＊参考
